散々な一年だった。
東京オリンピックは開催されて日本も世界も盛り上がるはずだったし、
嵐は活動休止前ラストイヤーで海外でも日本でもドカーンと盛大に5人を魅せてくれる現場がもっとあるはずだったし、
Snow Man・SixTONESはデビューイヤーでもっとメディアで取り上げられるはずだったし、
私の好きな関西ジャニーズJr.はもっとたくさんステージがあるはずだったし、
コンサートや舞台はもっと開催されるはずだったし、
志村どうぶつ園はもっと続くはずだったし、
山Pはジャニーズの奇跡であるはずだったし、
亀と山Pの復活に沸くはずだったし、
NEWSはもしかしたら4人で4部作を完結させるはずだったし、
夏ドラマは夏に放送するはずだったし、
あいみょんとミートするのは“密な”横アリであったはずだったし、
タレントそれぞれが持つレギュラー番組にピンチヒッターなんかよっぽどいないはずだったし、
関ジャニクロニクルではずっと5人の姿が見れるはずだったし、
Snow Manは初紅白に出場するはずだったし、
マスクをするのは花粉の季節だけでよかったはずだったし、
友達と時間や場所を気にせず遊べるはずだったし、
「配信ライブ」の良さなんて知らなくていいはずだった。
国民から巻き上げた税金はまさかのちんけな給食マスクに様変わりして届いて。やっと配られた給付金はたったの10万一回ぽっきり。
飲食店や商業施設の時短営業は要請するくせに補償はまともにしてくれない国。外出自粛でただでさえ客が減ってるうえに時短営業、そんで逆に時短営業でより人が集中して密になるフロア。GoToイートの恩恵をきちんと受けられてる飲食店の数、国は知ってる?
プレッシャー、雑務、ストレス、入院・外来患者を抱えて逼迫される医療現場。国は見て見ぬふり、フォローもしてくれない。手当てもろくにない。看護師は減ってく、患者は増えてく。医療現場崩壊寸前なんじゃなくて、もう軽く崩壊してる。してるけど、してるっていうと更に混乱が起こってめんどくさい人間が病院に押し寄せるから都合のいいように報道されてるだけ。
全国的にGoToトラベルキャンペーンやります、…やっぱり旅行目的以外のビジネスマンのホテル宿泊は対象外とします、…マズイ感じになってきたから一旦キャンペーン一時停止します……二転三転してそのシワ寄せが来るのはすべてホテルや代理店。
クレームも問い合わせも対応するのは全部観光庁じゃなくて現場の人間。やっつけキャンペーンだからシステムや業務が追い付かず。
人生のなかで貴重な学生時代の思い出、修学旅行や文化祭や体育祭や合唱コンクール、学生たちが我慢して中止になったり制限くらってんのに、俺はかからないと謎な自信のくそじじい達はのんきに会食。国民に自粛を促しといて自分達は会食のはしご。正しい使い方をしていない意味のないフェイスシールドで会見。国会で居眠り。給付金に対する根拠のない不要との主張。税金の無駄遣い。逆に、今このときにそれ必要?ってところに経費。桜?は?世の中を見る会でも結成したらどう?おっさん達。
手を繋いで遊んだり友達同士くっついてお昼寝できないちびっこ、高い学費を払ってんのに授業が受けられない大学の設備を使わせてもらえない大学生、みんなでワイワイ机を囲んで楽しいはずの給食をひとりひとり前を向いて静かにお昼を食べてる小学生中学生高校生、リモートでろくに研修できてないのに緊急事態宣言解けたとたんに現場に放り出される新入社員、希望の職種や業種の求人が減ってたりなくなったりして絶望する就活生。なのに、大人たちは。いい年こいた大人たちは、政治家たちは、おっさんたちは、本当に、本ッッッ当に、、、。
「新しい生活様式」。ソーシャルディスタンス。春夏秋冬、マスク生活。あちこちに消毒液。一時はマスクやイソジン、除菌シートや消毒液が店から消え買えなくなったこともあった。
『コロナウイルス』という言葉をここまで一回も使ってないけど、2020年の出来事として伝わっただろう。未来の教科書に絶対に載るような、歴史の一ページになった今年。私たち、すごい時代を生きてるよ。
全部、全部全部、思い描いてた2020年なんかじゃなかったよ。
行けた現場、
1月関ジュ京セラ×3days・舞台青木さん家の奥さん、
8月錦戸亮ファンミーティング、
12月あいみょんミートミート。
これだけ。たったの、これだけ。
本当だったら、斗真舞台も、ジャニーズWESTも、SexyZoneも、嵐も、なにわ男子も、行けるはずだったのに。
…
本当に許さない。一生許さない、コロナ。
ジャニーズのエンターテイメント、Show must go on精神に助けられた1年だったとも思う。続々とコンサートが中止、振替、やっぱり中止になるなかでの「配信コンサート」という選択。配信であることを逆手にとった演出。そりゃあ、やっぱりこの目でこの耳で直接感じる生の現場に行けるのがいちばんだけど、当選落選関係なく、みんなが平等な席で見られる画面のなかのアイドル。めちゃめちゃかっこよくてかわいくておもしろくて、救われた。以前のブログにも書いたけど、私たちはこうやって画面のなかや雑誌やラジオで君たちの姿を見れるけど、君たちは私たちをほとんど見てないんだよな。歓声のない、人の姿のない会場の席に何を思ったのだろう。
緊急事態宣言が出て外出自粛になり、ステイホームが強く叫ばれる頃、たくさんのジャニーズタレントがISLAND TVやジャニーズweb、やYouTubeであげ続けてくれた動画。Q・おやすみ・先生で楽しませてくれたなにわ男子、世界トレンドに入っちゃった和也とおやすみ、年下彼氏関連のかわいい番宣、ベッドや天井の映り込み具合に笑った正門くんの部屋、プラベ写真を見せてくれたり“電話越しの自担の声”を聞かせてくれたAぇのオハコ、Wi-Fiがポンコツな末澤ん家、シュールなチャレンジを淡々とこなしたり高校生らしい遊びで盛り上がってたかわいいりとる、グループの垣根を越えたヘアセットバトン、家で水被るとかいう意味分からない荒業続出の大光、ファンに向けた手紙を書いて優しい声で読み上げてくれた「僕からのhappyレター」、部屋でデート気分なケンティーのKTT、新しいジャニーズファミリーの社歌になった(?笑)Wash Your Hands。神経質になってしまう手洗いも、この歌のおかげで気分も少し楽しくできました。どれもこれも、コロナがこんなに蔓延する世の中にならなかったら目にしなかった光景だったかもしれない。彼らのサービス精神…、今この状況でできることを精一杯やってファンを楽しませようとするShow must go on精神にたくさん救われた。退屈な時間が楽しい時間になった。本当にありがとう。
8月錦戸亮ファンミーティング、12月あいみょんミートミート。声を出さないライブなんて人生で初めてだった。曲中のC&Rも、キャー!も、フゥー!も、アンコール!もできず、ただひたすら、拍手を送った。拍手しかできないやるせなさ。たくさんのエールを、拍手でしか伝えられないもどかしさ。
コンサートの生配信をひとりで部屋で見た。つまみと酒を片手に。コロナが無かったら、私もこの場に、その席にいたはずだったのになあ。君に当たるスポットライトの漏れ光も、存分に浴びてるはずだったんだけどなあ。シャワー浴びてボサボサ素っぴんで酒飲みながら画面を通じて"今この瞬間、会場で歌って踊ってるアイドルを見る"ということの背徳感、不思議さ、虚無感、悔しさ、切なさ。会いたいな。
コンサートの生配信を友達と見た。本来だったら会場で周りにたっくさんの観客がいるからそこまではしゃげないけど、配信の会場は家というプライベート空間。後ろの人を気にするなんてことなくうちわもペンライトも振り回せるし、前の人が背高いからって背伸びで足つることもなく、この曲キターーーー!!ここでそれ来るーーーーー?!って好きに声出せるし、日替わりガチャ歌割りに沸いたり、終わった瞬間即行リピートしたり。友達と自由に騒ぎながら画面を通じて"今この瞬間、歌って踊ってるアイドルを見る"ということの新しい楽しさの発見。現場に行きたいな。
※2020年の出来事として山下と手越のことにも触れたいと考えていたけど、胸糞悪く一年を締め括るのもアレだなと思ったのでやめることにする。※
正直、新しい生活様式にも、政府にも、政府の後手後手の対応にも、増えた仕事の雑務にも、娯楽の制限も、すべての自粛ムードも、毎日の感染者数の報道も、マスクのせいでの肌荒れも、もううんざりだ。
うんざりだけど、でも、うんざりしてるのは私だけじゃないから。ほとんどの世間のみんなは我慢してるから。しんどいから。
2021年、たぶん「元の生活」には戻れないでしょう。2021年の話に限らず、もしかしたら今後もう簡単には"あの頃"の生活はできないかもしれない。コロナは簡単に世界を変えてしまったけど、簡単に元に戻せる世界じゃなくなってしまった。たった1年前の生活のようには…。たったの1年でこんなに変わってしまうんだね。
怖いね。
来年、
歌番組で嵐の5人を見ることがなくても、
密な現場が開催されなくても、
デビュー組の人数が欠けたとしても、
先輩の後ろの方で踊ってるジャニーズJr.が突然消えてしまっても、
ライバルグループが先にデビューをしても、
踏ん張ろうね。うんざりだけど、踏ん張ろう。
がんばって、踏ん張ろう!(自戒)
でも、無理をすることはないからね。(自戒)
私の大好きな人たちも、家族も、大事な友達も、私も、これを読んでるどこかのあなたも、できれば世の中みんな、健康でいれますように!健康第一よ。気を付けてても病気になるときはなるし、事故するときは事故するかもだけど、、、気を付けよう。
よいお年を、なんて気軽に言っちゃあ色々なんだかなって感じもするなぁ…。
今年もお世話になりました。ブログ読んでくれた人、ありがとうございました。遊んでくれたお友達、ありがとう!ご挨拶できたお友達、ありがとう!今年新しく出会ってくれたお友達、ありがとう!来年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。
嵐の最後、しっかり見届けよう。
「いつも支えてくれてありがとうとか、そんなん言われるとね、悲しくなるほど嬉しいよね」って言う翔ちゃんに、嬉しくなるほど悲しくなったのは内緒にして。