「楽しみじゃないわけないんだけど、夢のドームが、マリウスがいないまま叶ってしまうんだなという虚無感は少なからずある。」
って一言を、Sexy Zone初めての東京ドーム公演の前に、ブログの下書きに残したままでいました。
Sexy Zone12年目、最初で最後の5人出演カウコン。
マリウス、アイドル人生最後のステージ。
今日、それを迎える2022年大晦日。
おかえりを言えたことが嬉しくて、サヨナラを言うには早すぎて、マリウスを、Sexy Zone5人を生で見れた最後がリペだったなんて、未練がまだまだありすぎて。
So what? You only live once!
悲しいけど、寂しいけど、ジャニーズのステージで活躍するマリウスをもっと見たかったけど、お兄ちゃんたちに囲まれて5人でわちゃわちゃするマリウスをもっとたくさん見たかったけど、大きな新たな夢に向かってRUNするマリウスへ、Sexy Zone卒業おめでとう。死ぬほど切ない、「おめでとう」。
何回も入った東京ドームだけど、Sexy Zoneがドームを背負ったあの景色は、初めて感じる高揚感と緊張感と達成感と少しばかりの虚無感とがありました。この歳になって勇気100%で泣くなんて思わないじゃん。Forever Goldが泣く曲になるなんて思わないじゃん。夢のドームに、4人で立つなんて思わなかったじゃん。あのケンティーが、王子の仮面を少し外して泣くなんて、思わなかったわけではないけど、嬉しかったんだよ、その泣き顔を見せてくれたのが。11年前は上を見る余裕などなかった幼い少年たちが、2011年11月16日の星空をバックに東京ドームにいることが、その場に私もいれたことが、とっても嬉しかったんだよ。
あの時、マリウスもいたんだね。見てくれてたんだね。ちゃんと5人で辿り着いたんだね。5人で叶えたんだね。すごいね。挨拶終わりのDreamで自発的にオレンジのペンライトに染まった東京ドーム、本当に嬉しかったし感動した。ステージにはいないマリウスがセクラバの心にはちゃんといたし、見えていたんだよ。夢みたいに綺麗に消えてくれるな、あの景色はずっと忘れないように覚えておこう。
5人でなければ意味がない、と言って活動休止した君たちの先輩グループを私は知ってる。だから、メンバーのメディア格差や活動休止が相次ぐSexy Zoneのことが不安で仕方なくて、12年も活動してるのにメンバーがしっかり全員揃って活動できた思い出は欠けていてばっかりで、ファンの声や力じゃどうにもできないことで、ただただ「待つ」ことしかできないのが本当にしんどかった。これからも、何があるかは分からないけど。でも、「5-1=Sexy Zone」を貫くSexy Zoneを、先輩とは違うSexy Zoneなりの答え方を導きだした5人を私もちゃんと理解したい。褒めてあげたい。応援したい。勝利が言ってた「一人ひとりの人生を考えないと、5人を考えてないことになる」という言葉が刺さりすぎて辛かった。日本語もままならないまま、Jr.の下積み経験もないまま、ドイツから日本に来て、「人を幸せにしたい」と願ってジャニーズに入ってくれた、Sexy Zoneになってくれたあの小さい小さいかわいいかわいいマリウスが、こんなにも立派な大人になって、ふまけん兄ちゃんよりも大きくなって、Sexy Zoneではない別の大きな夢を見つけて、叶えようと新たな一歩を踏み出す勇気を、そんな末っ子を送り出す4人のお兄ちゃんを、セクラバとしては誇らしく、寂しく、嬉しく思います。もう私も辛い気持ちで待ってなくていいんだ！という、別の辛い気持ちと共に。マリウスの晴れやかな門出を、晴れやかな「いってらっしゃい」で送り出してあげたいけど、今日のカウコンぐらいは泣いちゃっても許してね。
私の人生のなかでマリウスと出会えて良かったです。ありがとう。ダンケシェーン！マリウスの大きな愛で、世界中の困った人たちを救ってあげてね。夢みたいに綺麗に消えない夢を、マリウスも、Sexy Zoneも、叶えられますように。未来のどこかで、また4人との道が重なりますように。健やかに人生を楽しんでゆけますように。
やりたいことやったもん勝ち 青春なら
つらいときはいつだってそばにいるから
夢はでかくなけりゃ つまらないだろう
じっとしてちゃはじまらないこのときめき
きみと追いかけてゆける風が好きだよ
昨日飛べなかった空があるなら
いまあるチャンスつかんでみよう
そうさ100%勇気 さぁ飛び込むしかないさ
まだ涙だけで終わるときじゃないだろう
そうさ100%勇気 もうふりむいちゃいけない
ぼくたちはぼくたちらしくどこまでも
駆けてゆくのさ
マリウスが持てる輝き永遠に忘れないでね。
