【結局】
(名)いろいろの過程を経て落ち着いた最後。結末。物事を終わらせること。ある結果や結論に行きつくこと。
[副]いろいろなことがあったうえで、最後に落ち着く様を表す。最終的には。つまるところ。とどのつまり。とうとう。様々な経緯を経てある好ましくない結果に至る様。
関ジュ夢のアイランド2020in京セラ、アンコールで関ジュ新曲として歌い出した空言オーケストラ、丈くんの一節目、
『結局僕らは夢を追いかけた』。
とても衝撃的だった。
結局…に続く言葉が、
僕らは夢を追いかけた …んですよ。
しかも、
『叶うかどうかも分からないまま』。
めちゃくちゃインパクトありすぎるフレーズじゃありません??
秒で心掴まれました。
あんまり安くて陳腐な言葉を使いたくないけど、
・・・エモすぎません????
これは今の関西ジャニーズJr.が歌うからこそ意味のある、気持ちが入る、ドラマチックでエモーショナルな曲だなって、丈くんとリチャの出だしのフレーズで確信した。
本編ラスト、My dreamsで
『夢に向かって一歩一歩 未来なんて見えなくて』
『明日なんて考えられなくて』
・・・と歌ったのちに、
アンコール、空言オーケストラでは
『結局僕らは夢を追いかけた』
『また明日へ明日へ明日へ明日へと切り開いていく』
って歌い上げて、幕を閉じた単独京セラ。
My dreamsでは
『前が滲んで見えなくても でも希望にすがりついて何度でも立ち上がるんだ』
と言っていたのに、
空言オーケストラでは、
『希望で迷いさえも騙し続けて』 ・・・って。
希望 という言葉をこんな風に使うなんて思わなかった。希望にすがりついてた1年前、希望で迷いさえも騙してしまう今。
1年前の関西ジャニーズJr.と、2020年の関西ジャニーズJr.。圧倒的に変わっただろう。彼らも、彼らを取り巻く環境も。夢も。
1年前の私と、今の私の変わりようからも分かるだろう。1年前、1年後こんなに関ジュどっぷり担になってるなんて本当に“夢”にも思ってなかったもん。
ジャニーズの世界も、もう『CDデビューしたい』というだけが夢ではなくなってきた時代。色んな先輩が色んな道を切り開いてきて、CDデビューする人はもちろん、舞台をメインに活動する人、俳優として映画やドラマに出る人、振り付け師になって裏側を支える人、後輩のプロデュースに関わる人、、、たくさんの将来を“夢”見れる時代、“夢”の選択肢がたくさんある時代になった。
いくら人気のあるJr.の子だって確かな将来の保証なんて無くて。絶対なんて無くて。雑誌に出続けるのができないことだってあるし、キラキラな衣装を着るのができないことだってあるし、マイクを持つのができないことだってあるし、雑誌に出れないことだってあるし、憧れの先輩のバックにつけないことだってあるし、後輩の後ろで踊ることだってあるし、3列目が定ポジとして続くことだってある。悔しい悲しいしんどい辛い思いもたくさんするだろうに。
でも、どんなにそういうことが続いたって、
結局、彼らは、Jr.は、夢を追いかけてしまうんだ。
そして、ファンは、
結局、そんな夢を追いかける彼らを追いかけてしまうんだ。
叶うかどうかも分からないまま。
なにわ男子が言う、『デビューしたい』という夢。
追いかけてやりましょうよ。
肩書きにつく“Jr.”を終わらせてやりましょうよ。
結局 という言葉を調べると「様々な経緯を経てある好ましくない結果に至る様」っていう意味があるらしいけど。“結局”、デビューしてやりましょうよ。好ましすぎる結果にしてやりましょうよ。前例がないなら作ればいいのだから。
どんな音で裏切ろうか、始めようか。
まだ見ぬ泡沫の夢の舞台へ。
なにわ男子、Aぇ!group、Lilかんさい、関ジュ全員、
精一杯、目一杯、夢を追いかけようぞ。
君たちの隣には仲間がいるし、前にも後ろにもファンがついてるよ。