だって、だってなんだもん。

愛がなくても始まるのに、愛がないと続かない

四面楚歌

ああ、これが四面楚歌だ。ぶつぶつ言いたいことを言い放題に言い散らかして、NEWSというアイドルを楽しんでいない私の周りには、いつの間にかNEWSのことを一緒に話すような人がいなくなった。NEWSのことを好きな人は誰も私のNEWSに対する不満なんて見たくないし聞きたくないだろう。NEWSを見てもNEWSを聞いても頬杖ついて唇尖らせて。こんなやつ、本当にNEWSのファンなの?って思われても仕方ないんだろうなって、自分でも思うときある。Twitterは、自分の気持ちを思うがままに吐き出す場所。独り言。たかが独り言だけど、私のこんな態度にリアクションしてくれる人はほぼいない。だってみんなNEWSが好きだから。だってみんなNEWSが言うことNEWSがやること全部肯定的に好意的に受け止められてるから。NEWSを好きな人はNEWSを好きな人とつるむ。当たり前のこと。NEWSを好きな人は、私の否定的で理論的で無意味な愚痴に付き合うより、NEWSを好きな人同士でわちゃわちゃしてるほうが楽しいだろう。そして、この状態が何と言うか。四面楚歌だ。



四面楚歌:【意味】 周りを敵や反対者に囲まれて孤立し、助けのない状態のたとえ。孤立無援。



孤立無援。そういうことだ。もし今NEWSのファンミーティング的なイベントが開催することが決まったとして、もしチケットが取れなかったとして、もし他の人がチケット余らせてる状況だったとして、私が『NEWSのイベント外れてしまいました!余ってる方チケット譲ってください!』と嘆いても、たぶん見向きもされないんだろうなあと思う。だって四面楚歌だから。最近何かにつけてグチグチ言ってるコイツに譲ってやろうなんて思わないんだろうね、誰も。


NEWSのファンがこぞってかっこいい!と言うKAGUYAも、チュムチュムも、そして四銃士も、私の目には魅力的には映らなかった。ニナミカの手を借りなくたって、奇をてらわなくたって、オーケストラをつけなくたって、NEWSはそこにいるだけで、ただ普遍的な歌だって、人を魅了できる。それだけのポテンシャルがあると信じてる。

もちろん、NEWSは、ニナミカの世界観に負けてなかったししっかり言い意味で染められて妖艶にパフォーマンスしていた。インドテイストの曲だってしっかりモノにしていた。オーケストラの迫力に負けない踊りもできるし歌声も出せる。

でも、それは私の理想とするNEWSじゃなかった。去年シゲアキが『あえてやらなかった』って言ったけど、『引いた弓を来年バーンと放てるように』って言ったけど、それがこの程度なのかと思ってしまった。理想を高く描きすぎていたんだ、私は。
高いのかな。私の理想高い?そうなの?


年末も近づいて、各メディアでは2015年を振り返るインタビューがなされている。NEWSは、今年は充実した一年だったって言ってる。いい感じで活動できたって言ってる。理想的な形で動けた一年だったって言ってる。

私の幻聴かな?幻覚かな?

シングルが3枚、アルバム1枚リリースして、ツアー回って、特番が数回組まれて。えーっと、他にあったっけ、NEWSとしての活動。

こんなもんで満足してんの。

私は、NEWSならもっとできると思ってるよ。思ってたよ。

5大ドームツアーだって、レギュラー冠番組だって、○ヶ月連続シングルリリースだって、NEWSならできると思ってるよ。

生き急いでなんて言わない。でもストイックなNEWSなら、覚悟を決めた4人なら、TEPPEN目指すNEWSなら、常に現状に満足しないで欲しい。




ほら、こうやって、私だけが理想高く語って、その理想を越えてこないNEWSにイライラしちゃって、NEWSというアイドルを楽しめない。






誰かのファンって、何かを好きで居続けることって、別に強要されてるわけじゃない。自分が好きでやってること。続けてること。



こんな気持ちじゃ、続かない。




早く私の心奪い返してみせろよ、NEWS。